Iphoneでもっときれいな写真を撮る
ちょっとした設定やコツであなたの写真も、今よりもっと、きれいな写真が撮れます。
1.写真の構図
きれいな写真を撮るためには、美しい構図は不可欠です。
まずは、美しい構図で撮るためにカメラ設定を変更します。グリットを表示して撮影する事で全体のバランスがひと目でわかり構図を決めやすくなります。
- Iphoneの待ち受けから設定をクリック
- カメラをクリック
- グリッドをオン(バーが緑になるように設定)




基本の構図を知ると、写真がグッとうまくなる。グリッドを表示すして撮影する事によって下記の基本の構図を意識して撮影できます。
- 3分割構図
- 対角構図
- 日の丸構図
- S字構図
- 額縁構図
- 放射構図
- 二分割構図
- 三角構図
3分割構図
縦三分割にして 、被写体の女の子を右端に配置したことで、余白をうまく使ったバランスのいい写真。

こちらは、横に三分割して、女の子を下1/3に配置しています。全体がピンクで統一されていて可愛らしい写真。

三角構図
三角構図は、エッフェルタワー、東京タワー、階段、高層ビルなどを撮る時によく見られます。元気良く走り回る子供達の三角構図もダイナミック!

ビーチや山など風景の写真によく使われる二分割構図ですが、女の子を下半分に配置したユニークで魅力的な写真。撮影時は縦位置で撮って回転させて構図を変えただけでも、見え方が変わって素敵な写真になりますね。
二分割構図

日の丸構図
インスタグラムでよく見かける、日の丸構図。正方形(スクエア)でど真ん中に被写体を意識的に配置する事でインパクトのある構図になります。

日の丸構図で真後ろからの人物撮影は、背中で語る写真が撮れます。


子供の表情が見えないのに、メリーゴーランドに乗りたいなぁ~って気持ちが伝わってきますね。
線を意識してバランスの良い写真をとろう
地面のタイル、建物の窓の線、子供を下からのアングルで撮影。
線を意識する事でとってもバランスのいい写真になります。

光をうまく使おう
きれいな写真、雰囲気のいい写真を撮るには、光を知る事がとても大切です。自然光をうまく利用して自分の撮りたい写真の雰囲気をつくりましょう。まず自然光とは、屋外であれば太陽の光、屋内では、窓から入る太陽の光と部屋の照明です。
屋外での光
屋外では、その日の天気によって光は変わってきます。
夏の晴れたビーチ:
太陽の日差しがとても強くて、コントラストの強い写真が撮れます。
雲りの日:太陽が雲に覆われた曇りの日は、コントラストは弱く柔らかい写真が撮れます。
屋内での光
部屋の窓から入る光はレースのカーテンで調節してみましょう。
窓から直接、日が差している時間は光量が多く明るい写真になります。光量が多すぎると感じたらレースのカーテンを閉めて撮影してみて下い。逆に光が足りないときは部屋の電気をつけると光量は増えます。
光のあたり方を意識しましょう
真正面からあたった光:顔全体に光が均等にあたってフラットな印象の写真になります。


真横、斜め横からあたった光:顔に明るい部分と暗い部分(コントラストとシャドウ)ができて奥行、特徴がでて雰囲気のある写真がとれます。


後ろからあたった光:一般的には、逆光といわれて、扱いにくい光のように思われていますが、シルエットがくっきり出て美しい写真が撮れます。


シャッターチャンスと思ったら、最低でも5回はシャッターを押しましょう。シャッターを一回だけ押して1枚撮って満足しては、なかなかいい写真は撮れません。子供の写真を撮るといつも目を閉じてしまってるという方は特におすすめです。シャッターチャンスだと思ったら、できるだけ沢山撮ってその中からベストショットを選んで、いらない写真は削除する方法をおすすめします。